【人間関係】 人をバカにする人もバカですが、バカにされて怒る人もバカです。

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今回は、相手からバカにされた時に、
「なぜ?腹が立つのだろうか?」ということをテーマに書いてみます。


僕的な解釈なのですが、
結論から言うと、

「バカにされて腹が立つのは自分がバカだから。」だと思いました。

どういうことかというと、
バカにしてくるような人こそ「バカな人・あわれな人」と認識できていないんです。

バカにされた時に、賢い人ならこう思うんです。
バカにしてくる相手のことを、

「この人はあわれな人だな。」
「親の愛情を受けないで育ったのだろう。」
「悪い親の影響で人間性が歪んだのだろう。」
「人をバカにすると自分に報いが返って来るのにかわいそうだな。」

賢い人はこのように思うんです。
バカにしてくるような人こそ「バカな人・あわれな人」と認識できているんです。
だから腹が立たないのです。


それと、
あなたが「何も言い返してこない弱い人間だと思われている」のです。

あなたがバカで弱い人間だと思われているから、
相手に「コイツをバカにしても大丈夫だ」と思われるんです。

だから「バカにされる」のです。


あなただってそうでしょ、
相手が東大を出ているエリートに向かって、
高卒の自分が「お前ってバカだよな!」って言えませんよね。


他人をバカにする人ってね、
「相手を見てバカにしている」のです。

決して、自分よりも賢く見える人をバカにしませんからね。
自分よりも劣った人を見つけてバカにするんです。

そして、相手をバカにすることで自尊心を保つんです。
「私の方が賢い」というように自分の劣等感を覆い隠すんです。

言い換えれば、
劣等感が強い人や、自分を大きく見せようとする人などは、
他人をバカにすることで自分の評価を上げようとするようです。


客観的に見ると、
他人をバカにする人も、バカにされて怒る人も同類だなって思います。

他人をバカにすると、その報いは全て自分に返ってきます。
バカな人は、それを「知らない」のです。
それを知らないで他人をバカにして、世間から非難される「バカな人」なんです。


そして、バカにされて怒る人もバカなんです。
バカにされた時に、賢い人ならこう思うんです。
バカにしれくる相手のことを、

「この人はあわれな人だな。」
「親の愛情を受けないで育ったのだろう。」
「悪い親の影響で人間性が歪んだのだろう。」
「人をバカにすると自分に報いが返って来るのにかわいそうだな。」

賢い人はこのように思うんです。
バカにしてくるような人こそ「バカな人なんだ」と認識できているんです。
だから、賢い人は、
相手からバカにされても腹がたたないのです。

それどころか、
相手を「あわれな人だな。」と憐れみをかけれるのです。


バカにしてくる人への対策ですが、
もし、相手からバカにされた時には、このように意識してください。

「この人はあわれな人だな。」
「親の愛情を受けないで育ったのだろう。」
「悪い親の影響で人間性が歪んだのだろう。」
「人をバカにすると自分に報いが返って来るのにかわいそうだな。」

このように心で思っていれば、相手をあわれむことができます。


社会を見渡すとね、幸せそうな家庭も多いです。

その家庭をみていると、両親が心の温かい人で、
子供たちへ多くの愛情を注いでいます。

愛情を受けた子供は、同じように他人にも愛情をかけるでしょう。

人は愛されて育つと、
歪んだ人生を歩むリスクが減ると思います。


人をバカにする人ってね、本当にかわいそうですよね。

誰にも愛されずに、ひねくれてしまって、性格がゆがんでしまって。

そして、他人から嫌われているのですから、あわれで仕方がない。




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